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アクリル板の性質についての注意事項

温度に対する注意

アクリルは熱可塑性ですので、100度以上に熱せられると変形する性質があります。 65度以上になるようなところでの使用や保管を避けてください。

損傷に対する注意

アクリルの表面強度はアルミニウムと同程度でプラスチックの中では硬い部類ですが、キズに対しては注意して取り扱ってください。

ゴミの付着に対する注意

アクリルの表面を乾いた布で強くこすると摩擦により帯電し、ホコリなどのゴミが付着しやすくなります。 表面を拭く場合は薄めた中性洗剤を柔らかな布につけてから軽く拭いてください。

熱膨張に対する注意

アクリルの熱膨張係数は大きいので使用の際は温度変化による伸縮を考慮してください。 湿度変化による伸縮もありますので注意してください。

溶剤に対する注意

アクリルは塗料や溶剤により表面が侵され、クラック（ひび割れ）を発生することがあります。

燃焼に対する注意

アクリルの着火温度は約400度で、炎に触れると着火し木材と同程度燃焼します。 消火については一般火災と同様の消火方法で行えます。